滋賀県野洲市の甲原医院です。内科・循環器・メディカルフィットネス・禁煙治療等、お気軽にご相談下さい。

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空腹時採血でLDL(悪玉)コレステロールが140以上、中性脂肪が150以上、HDL(善玉)コレステロールが40未満のどれかに当てはまる方を脂質異常症といいます。
■LDL(悪玉)コレステロールについて
心臓や脳の血管など大事な血管を狭窄させたり、詰まらせる最大の悪者がコレステロールですが、もともと人間の細胞を作るために必要な素材です。しかし、年をとって新陳代謝が低下し、体の細胞の世代交代が緩慢になってくると、細胞のもとになるコレステロールが余ってくるんですね。年をとればLDLコレステロールの値は高くなる傾向にあります。 そのLDLがコレステロールを血管へと運んで、血管を傷つけ動脈硬化を起こすのです。 コレステロールの3割は食事から、あとの7割は肝臓が作ったものといいます。ですから、食事のコレステロールを頑張って制限してもなかなか下がらない、運動をしてもコレステロール自体は消費されませんから、なかなかLDLコレステロール値を下げるのは厄介なことなのです。 以上のことを踏まえて当院では、食事カウンセリングでの厳密なコレステロール制限とバランスのとれた食事の指導を中心として、運動療法を併用するやり方で治療を開始します。 半年くらい食事、運動で治療して下がらない場合は、薬物治療をお勧めしています。 LDLコレステロールが200を超える方は経験的に食事運動での治療では、下がりきらないことが多いので、最初から薬物療法を併用することがあります。
■中性脂肪について
中性脂肪もやはり脳や心臓などの血管を詰まらすもとになる、動脈硬化をすすめるものです。食事で摂った糖分や脂肪のうち、使いきれずに余ったものから肝臓で作られます。ですから、甘いもの、炭水化物などから主に中性脂肪は作られるのです。余ったものは中性脂肪として蓄えられるのです。 中性脂肪は150以下に下げなければなりませんが、これには運動、食事の制限が非常によく効きます。 食事では一日に摂取するカロリーの制限、繊維を含んだ野菜などの摂取、運動では有酸素運動です。有酸素運動では、中性脂肪を分解して作られる脂肪酸を直接消費しますので、大きな効果が得られます。
■HDL(善玉)コレステロール
LDLはコレステロールを血管に運ぶ働きをするもので、動脈硬化の原因ですが、HDLは体の隅々の血管壁にたまったコレステロールを抜き取って肝臓に回収し動脈硬化を予防します。ですからHDLコレステロール値が少なければ増やさねばなりません。 HDLコレステロールを増やすためには、青魚に含まれるEPAをとる、オリーブ油などの不飽和脂肪酸をとる、有酸素運動を行う、禁煙することなどが有効です。 |















